症例紹介

【症例報告】デグーの雌雄判別

2022/08/15/

今回は、デグーの雌雄判別についての症例報告です。

個体情報

  • 種類 デグー
  • 年齢 一ヶ月二週間齢
  • 性別 不明
  • 元気 あり
  • 食欲 あり
  • 排泄 正常

主訴

自宅で繁殖され、5匹生まれた子たちの雌雄判別のためにご来院されました。

検査

  • 視診
  •  肛門と生殖器の距離を比較し、判断いたします。

 

オスの陰部

オスの陰部

 

メスの陰部

メスの陰部

 

獣医師からのコメント

デグーさんは他の多くの哺乳類さんたちと異なり精巣の有無が分かりにくく、雌雄判断が困難です。 その際の判断基準として、肛門と生殖器の距離を確認する手段があります。 オスの子たちは肛門と生殖器の距離が離れており、一方でメスの子たちは肛門と生殖器の距離が近いという特徴を持っており、また、生殖器の形がオスの子たちでは少し細長く、メスの子たちでは丸みを帯びているのも特徴です。 しかし、成長期では成長するにつれこの距離に変化が生まれる場合があるため、注意が必要となります。 

 

吉祥寺エキゾチック動物病院では、うさぎ、ハリネズミ、フェレット、ハムスター、デグー、その他げっ歯類、鳥類、爬虫類、両生類などエキゾチックアニマルを広く診療しております。

ホームドクターとしても、セカンドオピニオン先としてもご来院可能です。

お困りの方は、気軽にお電話 または LINEにてお問い合わせください。

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