コラム

モルモットのかかりやすい病気「真菌性皮膚炎」

2022/07/29/

モルモットの「真菌性皮膚炎」の病態

モルモットさんたちの皮膚炎の原因の一つに真菌(カビ)が挙げられます。 原因としては不適切な環境や食事、ストレスなどが挙げられ、無症状のこともありますが、免疫低下により発症しやすくなります。 また、テディやテディサテンなどは品種として発症しやすい傾向にあると言われています。

モルモットの「真菌性皮膚炎」の症状

症状としては脱毛(特に円形が多い)、痒みなどがあります。 脱毛部位としては最初の一箇所から徐々に広がることが多いです。

モルモットの「真菌性皮膚炎」の診断

症状及び状態の確認を行うとともに、病変部の毛などを真菌培養することにより診断が可能となります。

モルモットの「真菌性皮膚炎」の治療

抗真菌剤を投与により治療を行います。 症状は軽度の場合一週間程度で治ることもありますが、完治させるためには投与期間として一ヶ月近くかかることが多く、また、環境や食事などに原因がある場合はそちらの改善も必要となります。 また、再発することもあるため、注意が必要となります。  

 

吉祥寺エキゾチック動物病院では、うさぎ、ハリネズミ、フェレット、ハムスター、モルモット、その他げっ歯類、鳥類、爬虫類、両生類などエキゾチックアニマルを広く診療しております。

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