【ハムスターの飼育方法】飼育環境
2024/05/03/
こんにちは。ここではエキゾチックアニマルの特徴や飼育方法などについて少しずつ紹介していきたいと思います。
今回はハムスターさんの飼育環境についてです。
理想温度と理想湿度
20-26℃/40-60%
品種や個体差による暑さや寒さの耐性は異なるとされていますが、27℃を上回る温度になると熱中症や脱水症状を引き起こす可能性10℃を下回ると疑似冬眠をしてそのまま亡くなってしまうこともあり危険です。
また、湿度が高いとダニやカビが発生しやすくなり感染のリスク湿度が低いと皮膚や目が乾燥してまったり、人と同じように風邪をひきやすくなります。
ケージの大きさ
ケージ内の飼育が基本です。たまにケージの外(部屋んぽ)をしてあげましょう。
部屋んぽ中は誤食や怪我などの事故に注意が必要です。
大きさはハムスターさんの体格に合ったものを選びます。
ジャンガリアンハムスターやロボロフスキーハムスターなど小型のハムスターさんなら幅45cm以上、奥行き30cm以上、高さ25cm以上のものを選びましょう。
ゴールデンハムスターなどの大型のハムスターさんなら幅60cm以上、奥行き45cm、高さ30cm以上のものを選びましょう。
材質
金網タイプのケージは通気性がいいですが、ケージを齧ることができるのがデメリット
ガラス製のケージは遮音性、保温性に優れていますが、通気性があまりよくないのと、 ケージ自体が重いため運搬が不便なのがデメリットプラスチック製のケージは保温性があり、軽量でデザイン性も高いものが多いですが、通気性がやや低いことと、サイドが金網になっているタイプのものは遮音性が低いことがデメリットです。
ご自宅の環境に合わせてケージを選びましょう。
トイレ
ハムスターさんがトイレに入ったときに体勢や向きを変えられる大きさのものを選びましょう。
トイレ砂は様々な材質がありますが、固まるタイプは誤食に注意が必要です。
砂浴び
ストレス発散や体をきれいにするためハムスターさんは砂浴びをすることがあります。
トイレ砂と同様、砂を誤食してしまう恐れがあるため、時間を決めて設置するのがお勧めです。
いかがだったでしょうか。
ハムスターさんをお迎えする際や、今の飼育環境と照らし合わせてに参考にしていただけたら幸いです
吉祥寺エキゾチック動物病院では、うさぎ、ハリネズミ、フェレット、ハムスター、その他げっ歯類、鳥類、爬虫類、両生類などエキゾチックアニマルを広く診療しております。
ホームドクターとしても、セカンドオピニオン先としてもご来院可能です。 お困りの方は、気軽にお電話 または LINEにてお問い合わせください。