【フェレット飼育方法】フェレットの飼育環境
2024/09/21/
こんにちは、吉祥寺エキゾチック動物病院です。
ここではエキゾチックアニマルの特徴や飼育方法などについて少しずつ紹介していきたいと思います。
今回はフェレットさんの飼育環境についてです。
理想温度と理想湿度
15-25℃/40-60%
人には涼しいと感じる環境が理想です。
気温が28℃を超えると熱中症になる危険があります。
寒さには比較的強いとされていますが、毛布やパネルヒーター等を設置し、暖かい場所をフェレットさん自身で選んで過ごせるようにしておきましょう。
また、冬は乾燥しやすいので湿度にも気を配りましょう。
ケージの大きさ
ケージ内の飼育が基本です。たまにケージの外(部屋んぽ)をしてあげましょう。
部屋んぽの際は誤食などにご注意ください。
フェレットさんの体格によって前後しますが、横幅と高さは60cm以上、奥行きは45cm以上のものが理想です。
はしごで2階建てになっているタイプもありますが、足を挟むなど思わぬ事故が起こる可能性があるので床面積が広いものがおすすめです。
ハンモックを設置すると潜って遊んだり、寝床に使う子が多いようです。
床
金網の床だと歩きにくく、足を挟むなど事故が起こる可能性があります。
木製かプラスチック製のすのこタイプを選びましょう。
トイレ・食器
トイレをひっくり返すことがあるため固定できるものだと安全性があります。
高さは高すぎると入りにくく、低すぎるとトイレ砂が散りやすいので専用のものを選びましょう。
ケージの角で排尿する子が多いのでトイレは角に設置しましょう。
やんちゃなフェレットさんは食器をひっくり返したり水遊びをしたりするので、食器は重量があるものか固定できるもの、水は固定できる給水ボトルがおすすめです。
その他、気を付けること
しなりがあり、隙間ができるようなケージだと脱走してしまう可能性があります。
強度があるしっかりしたケージを選びましょう。
いかがだったでしょうか。
フェレットさんをお迎えする際や、今の飼育環境と照らし合わせてに参考にしていただけたら幸いです。
吉祥寺エキゾチック動物病院では、うさぎ、ハリネズミ、フェレット、ハムスター、その他げっ歯類、鳥類、爬虫類、両生類などエキゾチックアニマルを広く診療しております。
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